株式会社マザーハウス 副社長 山崎大祐さん
2013年10月12日開催のコンパスポイントでは、株式会社マザーハウスの山崎副社長をお招きして、「社会的企業」の経営に関してお話を伺いました。当日はマザーハウス谷中銀座店のオープンの日であったにも関わらず、山崎さんには谷中の素敵な古民家カフェHAGISOでCPメンバーに公演頂き、更には開店初日の谷中銀座店をご案内頂き、更にさらに根津神社に場所を移し、青空ランチ懇親会にまでご参加頂きました。ありがとうございます!
マザーハウスは、「途上国から世界に通用するブランドをつくる」を合言葉に、バングラディシュやネパールでバッグや皮革製品を作る日本を代表する社会的企業のひとつです。山崎さんは、創業者でチーフデザイナーの山口絵理子さんとの二人三脚で同社の成長を主に経営面から支えてきた名参謀として有名ですが、当日はそんな山崎さんに社会企業経営の苦労や楽しさ、また経営に際しての考え方などをお伺いすることができました。会場には、谷中銀座店開店当日のご多忙中にも関わらず、運営のサポートで駆けつけて頂いたマザーハウス社員の皆さんもいらっしゃり、普段は聞けないボスの本音に、楽しそうに耳を傾けられている様子からマザーハウスチームの結束力が感じられ、印象的でした。
CP35参加者のコメント:
「マザーハウス山崎副社長と1個人@山崎さん、両方の率直なキモチを短時間で聞けたことがとても貴重でした。経営の裏側も、個人の経歴も、対外的に語りづらい事もあると思うのですが、あれだけリアルに話せるのはCPの場だけかもしれません。また、マザーハウスのモノづくりに掛ける意義を考えさせられました。」
「業務に忙殺されて視野狭窄に陥っていた、入社から半年というタイミングに非常にタイムリーな内容でした。社会起業という側面以上に、自分の共感したこと、面白いと思ったことに向かっていくこと、そしてそれを可能にさせる仲間の重要性を感じました。講演会中、常に自分の知人で「誰が何をしたら自分も手伝いたいか、一緒に挑戦したいか」をイメージしながら聞いていました。今後も良き仲間を増やしていければと思います。」
「山崎さんのざっくばらんなお話をお伺いできて大変よかったです。特に、いくつかのお話で「表向きの理由」と「本音」をお話ししてくださったのが、リアルで共感でき、かつキャリアを考える上で参考になりました。」