CompassPoint (コンパスポイント) ~若手社会人の情熱の魔法瓶~

What we do 活動内容

CP24



2010年8月28-29日、今年の夏の締めくくりのイベントとして、
CPファミリー有志で群馬県みなかみ温泉へとキャンプに行ってきました!

最高に楽しかったこのイベントを、3人の参加者の文章で振り返ってみます。

① 1日目前半 ~農業体験~ (文章提供:りょう)

8月28日早朝。 

思った以上の人でにぎわっている新宿にメンバーが集合。

いくつかの初めましてを経て、お手頃サイズのバスに乗り込みました。 運転手さんも距離感が近すぎず、通すぎず絶妙ないい人で一同一安心して出発です。 高速に乗り込んでちょっとたった頃、結構渋滞か?と思われたときにカズと諒がおもむろに立ち上がって喋り始めそのままコントへ突入。 

彼らとしては絶妙なアイスブレイクのつもりが、後ろまで声が届かないという致命的なミスで、いまいちドカンと盛り上がらないスタートになってしまいました。 

でもそこでめげないのがCPのいいところですね。2人一組になっての他己紹介では、なぜか全員が好みのタイプを暴露するなどあっと言う間に和気あいあいな雰囲気に包まれました。 



向かった先は群馬県利根郡みなかみ町。
敬ちゃんこと杉木敬太郎さんがあったかく皆を迎えてくれました。 



杉木さんはその周辺では一番の耕作面積を持つ農家さん。仕事の傍ら、お米や野菜を創りつつ、今回のCPメンバーのように農業に興味を持った人の受け入れを行っています。 

敬ちゃんの言葉の中で「自分たちが一生懸命に作った野菜が20円で買われていく。それが東京じゃ80円で売れてるのも知ってるんだ。けどどうしたらいいのか分からない」というのと「農業は我慢が大事。丹精込めて育てても、一日の台風で台無しになることもあるんだよ。」という言葉が、特に非常に印象的でした。 



いいものを心を込めて作っている人がいるのに、それが正しい形で消費者に届いていない。 

この現状はメンバーたちも非常に考えさせられたところだったんじゃないか、と思います。日本はすごく狭いようで、まだまだ埋めるべきギャップが沢山あるんだな、ということを実感しました。

敬ちゃんち特製の山菜炊き込みご飯となす、カボチャ、鮎の塩焼きを皆で頬張ったあとはお待ちかねの収穫体験。ビニールハウスのトマトをもいでそのまま食べたり、みょうがはどうやってとるのか学んだり、カボチャはどれがおいしいのか見極め方を習ったり。 東京だと色々と手が加わって口に届く野菜も、地面からもいだときが間違いなく一番うまかったです。 



最初は遠慮がちだったみんなもがんがん取っては食べ、この後BBQなんて入るのか??と心配になるくらいでした。敬ちゃんの言葉を受けて、こういう人がちゃんと評価されて、感謝される仕組みって世の中に作れないかな、とちょっと思案顔もちらほらメンバーの中に見えながら、 豆粒みたいにちっちゃくなってもてをふってくれていた敬ちゃん一家にお別れをしてキャンプ場に向かいました。




② 1日目後半 ~テント組み立て、キャンプファイヤー~ (文章提供:てづか) 

農業体験を終え、一路キャンプへ。 

早速、3チームに分かれてテントを立てるところからスタート。Kingカズが独断と偏見で選んだ豪華賞品(渋谷デパ地下で一番高いお肉)をかけて、テントを完成させるスピードを競いました。

マニュアルをきちんと読むチーム、自分のテント経験に頼りマニュアルを無視するチームとテントの立て方も様々。テントを一つ立てるだけで、チームワークが形成され、チームの個性が出ることを実感。 



テントを開設した後、幻のドロケーを経て、暗くなる前にBBQの火起こしをスタート。

灯油とバーナーで勢いよく火をつけるも炭に火が届かないトラブルもありましたが、隣にいた熟練キャンパーの方にも手伝って頂き楽しいBBQをスタート。農業体験で収穫したなす、じゃがいも、ししとうなどの野菜に加え、デパ地下肉も堪能。それにしても取り立ての新鮮な野菜は美味でした。

BBQも火をつけたり飯盒をチェックしたりワークする人、周りではしゃいでいる人、飲んでChillする人と楽しみ方が千差万別。BBQ一つにメンバーの個性が出ることを実感。 




しばしお酒を飲みながら、星を見たり、怪談話をしたりとリラックスした後、夜のメインコンテンツであるキャンプファイアーへ。火を見てテンションが上がったのか、マイムマイムのOriginal Ver.で踊りだす一同。 



サプライズで誕生日を祝われるメンバー。
トライアスロン競技者ということで、自転車のユニフォームがプレゼントされました。 



色々と盛り上がりながらも、最終的にはコンパスポイントの特徴である語りモードへ。

コンパスポイントをどうしていきたいか、これからどう運営していくのが良いのか、につきチームに分かれて会話。若手社会人の勉強会としてスタートし、何となく皆で同じものを心に描けていた時期から、徐々にメンバーのライフステージが変化し、それぞれのモチベーションが変わっていくことを踏まえ、今あるAssetを生かしつつ今後どんな形でコンパスポイントを運営していくのが良いのかについて話し合いました。

キャンプファイヤーの火が消えても、議論は止まらず、夜は更けていきました。 




③ 2日目 ~ラフティング~ (文章提供:ゆか)

目覚まし時計の音ではなくて、朝日と、鳥の鳴き声で迎える2日目の朝は、
みんなでヨガをして心身ともに気持ちの良い目覚めとなった・・・らしいです。
(私はちょっと寝坊して、ヨガに参加できなかったのです笑) 

朝食は、昨日の飯盒炊爨で炊いたご飯のおにぎりに加えて・・・



デザートは、なんとスイカでした!
但し、スイカ割りゲームの勝者しか、食べる権利が貰えないという、
朝から熾烈な戦いを繰り広げる私たち・・・ 

一発目から的中させる人も、


まったく的外れなところで振り落とす人も、


割れたかどうか判定する人も、


全てはスイカをほおばるために、頑張りました。 
でも、結局はみんなで仲良く食べました! 


思い出いっぱいのキャンプ場を後にし、
2日目のメインイベントは、ラフティング@利根川です。 

関東平野全域を潤す利根川の水源は、実はここ、群馬県みなかみ町にあるんです。
今年の夏は雨が少なかったこともあり、水量こそ少なかったですが、
パドルで漕ぎながらの激流下りは、スリル満点でした! 

美しい渓流の景色を楽しみつつ、水の掛け合いバトルをしてびしょ濡れになったり、
渓流に架かる橋から落ちてくるバンジージャンプの人に驚いたり、
途中の岩場でボートから降りて、崖から川へダイブする度胸試しをしたり、
まさに大自然を満喫できるアクティビティでした!! 


旅の最後を飾るのは、
ラフティング後の心地よい疲労感を癒す温泉と、
空腹を満たす、そばランチでした。 

群馬県最北の地だからか、新潟名物の「へぎそば」が食べられるお店で、
冷たいそばをすすりつつ、昼からビールを飲む幸せを堪能したのでした・・・☆

(↑飲めない2人)


さきほど下った利根川の渓流が目の前に広がる露天風呂で、さっぱり汗を流した後、
帰りのバスの中では、もれなく皆、爆睡して、東京に帰ってきたのでした。 


あっという間の2日間も終わり、楽しかった夏の休日は、記憶に残る思い出となりました。 

大好きな仲間と、大自然の中で、食べて、語って、飲んで、笑って、同じ時間を過ごすのは、本当にかけがえのない、幸せなことだと感じる、そんな2日間となりました。 

個人的には、幹事の彩希さん(下の写真の左側)の気配りっぷりに感動しまくったので、
MVPは勝手に彼に捧げます!


コンパスポイントが生まれてもうすぐ3年とのことですが、最初は、たまに会って語り合う「友達」の集まり、だったかもしれませんが、一緒に過ごし、語り合う時間が増えていき、お互いの繋がりが深まって、「仲間」と呼べる人が増えていくのは、最高です。



刺激的な人の集まる東京にて、議論を重ねるコンパスポイントも、学びに満ちてとても楽しいですが、こんな風に、自然に囲まれた中で、体を動かしたり語ったりするコンパスポイントも、また違った学びに溢れ、とっても良いものですね! 

また行きたいね!!